UX SHIGA_第2回(9/12)

9月12日(土)に公開講座「UX SHIGA(成安造形大学UX研修プログラム)」の第2回目が開かれました。

第2回目では「ゼリーの新パッケージを考える」という課題のもと、オブザベーション(観察法)WSが行われ、

私たち情報デザイン研究会は「観察している参加者」を観察しました。

 

WS終了後、研究会メンバーで簡単に振り返りをしたのですが、私はずっと気持ちが「曇り」でした。

研究会の今後が不安なのもありますが、おそらく「悔しい」という思いが一番大きいです(笑)

ブログで振り返って改善のヒントを見つけたいと思います。

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ひとまず第1回目のとき挙げた改善点を第2回目で実践できていたか反省。

(第1回目の振り返りはブログに書いていません)

 

第1回目の振り返り

1.目的をしっかりもつ

2.どうして?と考えるようにする

3.失敗を恐れない(先生も)

 

1→○

今回の目的は「人をみること」とメンバーで事前に確認できた。

ただ、WS直前に浅野先生に相談して決まったので、後輩達を含め研究会全員でこれからの活動内容を改めて提案していきたい。

 

2→△

どうしてこのチームでは1人ずつ映像を見ているんだろう?

どうして(情景が思い浮かぶように書くと説明を受けていたのに)単語で書いているんだろう?と

とにかく「どうして」と考えてみた。ただ、質問があまりできなかったので△

 

3→△

第1回目のとき、実は浅野先生がこわいなと感じていて、質問もすべて荒井さん任せになっていたので反省。

第2回目では「浅野先生はどうやって(人を)見ているんですか」など、質問することができた。

今回は先生の配慮もあり、以前より優しく感じることができた。

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では、今回の気づきです。

 

1.私は人を見れていなかった

今回、WS中ずっと部屋の中でうろうろしていましたが、私は自分が思っている以上に「人を見れていない」ということに気がつきました。

途中、浅野先生から「パターンをみつけるといい」とヒントをいただきましたが、私はまだ見るべきところがよくわからないままWSを終えました。

・映像を見て、作業ステップを1人で書くチームと全員で書くチーム。

・すぐ模造紙に線を引き完成図を共有するチームと、とりあえずポストイット事象を全員で書き出すチーム。

などがあったと思いますが、見るべきところだったのかはよくわからないです。

荒井さんは見なくていいところと見るべきところがわかったと発見があったようなので、また後日詳しく聞いてみようと思います。

 

 

2.考え続ける

浅野先生は日頃、「メモをとらない」そうです。「考え続けているから忘れない」とおっしゃっていました。

この言葉を受け、私も考え続けることは意識して行っていこうと改めて思いました。

たしかに、考え続けていたらある時ふとアイデアが思いついた(考えがまとまった)ことがあります。

 

特にチームワークでは、各々が考え積極性をあらわすことが大切だと思いました。

今、研究会の活動等を考え直すときなので、私はもちろんメンバー各々が考え続けることで、よりよい道を開いていきたいです。

9月7日に由井先生からコミュニティデザイン講座を受けた時に、島根のある和菓子屋の売り上げが下がってきたため、ある日、社長が従業員に「策を考えろ」と言ったところ、従業員(販売)が「社長の仕事でしょ」と返したが、それから由井先生が間に入りきっかけを作ったことで、従業員それぞれが考え、企画するようになったというお話を聞いたのですが、研究会でも(大人しい人が多いので)もっと自主性を高めていけたらいいなと思います。

 

 

3.リフレーミング

先生曰く、美大生のいいところは「リフレーミング」できるところだそうです。

今回のWSでも、被験者は与えられたスプーンでゼリーを食べさせられるという状況でしたが、もし自宅であれば大きいスプーンを使って食べることができるので「フルーツとゼリーを同時に食べたいのに」と不満を言うことはないかもしれません。

同じものでもシーンなどで見え方がプラスに変わることがある。リフレーミング、鍛えていきたいと思いました。

 

 

ということで、次回には

1.「人が○○している」と考える(物が○○なっているではなく)

2. 質問を3回はする

3.「もし○○だったら」と考える(リフレーミング)

 

を意識して挑みたいと思います。