UX KANSAI 2017 vol.2「オブザベーション」

2017年7月8日(土)、UX KANSAI vol.2「オブザベーション」が行われました。

講師は浅野智さんです。
私は2016年UX KANSAI後半から受講。今年は運営に携っています。

「ブログを書くまでがWS」・・・なんだか今とても楽しい気持ちで、その調子でざざっと書いて公開しちゃおうと思い立ちました。

参加者のまわりをウロウロしてる1人には以下のようなに見えてました。

なにか刺激を?受けてもらえたならば幸いです!

 

 

◆WS観察編◆ 
①砂金をどれだけすくいだせるか?

WSの内容は、
課題:コンビニに置くゼリーの新パッケージを開発する。今回は行動観察からユーザーに新しい経験を与えるような斬新なパッケージを提案しなさい。内容物の変更は、今回は行わない。

被験者に思考を発話してもらいながらゼリーを食べてもらい、それを観察する。そして上位下位関係分析を行って分析。洞察・問題発見を経て新パッケージを提案する。

というもの。


全体の印象は、なんでしょう・・・ざっくり表現すると、
「うきうき。苦しい。こうかな。ん~どうしたらええねん~~、えいやっ!」という風に見えてました。(ごめんなさい)


でも、私はうきうきして高揚する気持ちがあることはすてきだな!と思いました。
というのも、同じ課題を行う人を観察したことが数年前にありまして。
同じことしてるのに、数年前見た光景と全然違う・・・!
当時の参加者である宮島さんと二人でしみじみ話しあっていました。
あの時は、学生の割合が高いこともあり、社会人が余計自分の経験にもとづいて色々進めようとしちゃったのかな。
コミュニケーションの問題もあったなあ。
ともかく、空気がモヤモヤ〜っと重たかったのを覚えてます。
でも、本セミナーでは会場がどこかにぎやかで、同じモヤモヤでも、希望(砂金)が多く含まれた空気が流れてるように感じました。

でも、ピシっとおさえるところは必要。特に「時間」の言葉にどきっとした人は多いのではないでしょうか。
次回、私も気をつけたいと思います。練習あるのみですね・・・。

 

 

②突如現れた境界線
空間といえば。
上位下位関係分析の時から、会場に境界線が生まれたのがとても印象的でした。

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模造紙を見るだけでも、それぞれが、見える範囲のチームを意識しているのが明確に現れていました。

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そして不思議と、境界線をこえて、2つの領域で取り組み方法が混ざらない。
先生のおっしゃった「ある国道を境に口裂け女の噂が止んだ」という話、すごくあてはまる・・・!(人面犬の話は知らなかった〜)

共鳴しあっている前領域のチームを見ていて、ただ真似するのではなくて、問いを持ちながら見ることが大切なんだと改めて気づきました。たしか先生が「じゃあどこか1チームに毒林檎の種を渡したら一斉に広まっちゃうんだね笑」とおっしゃってた気がするのですが、とてもドキッとする内容だな〜。

 

また、後ろ領域チームは、作業の丁寧さなどで前領域に勝るところはあるけれど、前領域では早い段階で一気に広まった「ゴールの見える化」がなかなか現れず・・・。これも、私の中では前回のvol.1での出来事につながる話。
前領域と比べると作業ペースも遅かったところが一部目立っていたように思います。

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ざっくりメモ。

 


きっと多くの人がvol.1を思い出す!(ハズ?)
これは観察結果ではなくて個人的な話かもしれないのですが・・・
前回のvol.1「ブートキャンプ」を覚えているでしょうか。
私は去年、後半からのスタートだったのでブートキャンプは体験していないのですが、vol.1の内容を通して、「取り組みの要(元凶)はほんとうにこれだ!」と心の中で叫んでました。

私は特にチームワークにもやもやしていたこともあり、とても心に響きました。

 

「完成形を見据えながら取り組む。各々の役割を全うしながら協力しあうこと」
過去に「みんなで考える。みんなで動く。」とまとめていますが、
「みんなで一緒に取り組む」ことは、みんなが同じことを一斉に行うのが良いのではなくて、見据えたゴールに向かって各々の役割(特性)をどのように活かしながら全うして共に取り組むのかという大切さに、改めて気がつきました。
当たり前のことだろうと思うんだけれど、私たちは、なぜか誠実に取り組むことを怠っていたように思います。
行動において、私たちは誠実に取り組むありんこにならねばならないですね。


おまけ
そういえば。「恥ずかしい」で思い出したこのCM(youtubeでよく出てくる)

web.dororich.jp


私も、会社では周りの人が全くお菓子を食べないので、たまに食べるときドキドキしちゃいます。
私以外にも、いろんな場所で、同時にたくさんの女性が「恥ずかしい」って思ってると考えると面白いな〜(なんちゃって)

 

 


◆WS運営編◆

①わたしは、マスコット?!
「マスコットみたい」と運営メンバーの方に言われた時は、「ガーン!(そうよね、私はまだ受付のお仕事を習ってる身で、MTGでも人脈や有力情報全然ないから貢献できてないし、まだまだ役立たずだものね…あ、でも、たぶん初々しさがかわいいとおっしゃってくれてるのかな…そうだとしたらやさしい話…)」とちょっぴりさみしい気持ちがあった。
でも、そのあと「マスコット」で検索したら「幸運をもたらすお守り」と出てきて、なんだか未来の方向性が垣間見えた気持ちになりました。笑 

Uさん、感謝しています!

とりあえず、なんだかほっこりする(かつそつなく仕事できる・・・)誰かのマスコット的存在になれないかな~

 

○×△
・1週間前リマインドメールは促されたけれど、前日リマインドメールは言われる前に行えたので○
・懇親会情報の注意事項も自発的にあわせて連絡できたので○
・数年前のWSの様子を思い出して、先生に言われる前にゴミ箱用意を促せたのは○
・あ、でも、懇親会のお金を収集して、自分がみんなのごはん代十数万を手に握ってると思うとドキドキしてしまった!お金数えるときに焦って計算間違えて、まわりで見守ってくださってたメンバーの方々に修正してもらった。ほんっとに、まだまだだ!×
・懇親会では、Wさんに知恵をもらって、会計は到着してすぐに行ったところは△(ビール遅くなってしまったかも)(席替えタイム時が正解かな〜)
・『領収書ください』もクリア○。
ともかく、お金にぎるのってすごく緊張する〜と実感しました笑
・受付係としては、次回には全員の顔と名前を覚えなければ!△

 

 

②WS中の運営メンバー
WS中は運営メンバーはウロウロしています。
記録したり、環境を整えたり、OBとして共感したりアドバイスしたり(今回は頼もしいゼリーお兄さん登場!)。

 

個人的には、Wさんがすごく印象に残っている。
「あ、わかった!」と言って指を鳴らした「パチンッ!」というキレイな音が忘れられない。笑
ドラマSPECの神木隆之介みたいに時間止められるんじゃないかと思いました!笑 (めちゃくちゃ決まってましたと言いたい)

 

私の「数年前参加したオブザベーションでは、ペルソナを作成して、最終的に発表していた。」という話をきいてピンときた様子でした。


Wさんは常に眼の前で起こっていることのゴールは何か追究していて、「今回のWSで参加者が持ち帰るべきことは何なのか」「先生の今回の狙いは?」と考えておられたと思います。
そうして今後仕事するときの設計内容に活かされていく・・・。


③人をみる
今回もまた、人よりモノをみていたなと思う時がたくさんあったので、気をつけていきたいです。スイッチの切り替えができるようになりたい。

 

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以上!
おそらくもっと小話でてくるけれど、ひとまず皆さんのスピードに負けずに公開してみるのが最優先。
思い返して、それぞれ考え巡らすと、生き方のヒントが散らばってる気がする。。。これが大人の贅沢なんでしょうか。
懇親会は次回も参加したいな!
稚拙な文章でお恥ずかしいですが・・・公開ボタン押!(えいやっ)